大阪市中央区にて、止水できないビルの給水管漏水を配管を凍らせて修繕しました
大阪市中央区のビルで、地下の給水管から漏水が起きました。
普通なら、元栓を閉めて水を止めてから直します。
ところが今回は、本館の止水栓を止められませんでした。
止めれば、建物全体が断水します。使っている人がいる建物では、それができないことがあります。
工事の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 施工場所 | 大阪府大阪市中央区 |
| 建物 | ビル |
| 施工日 | 2024年3月23日夜 〜 24日朝 |
| 工事内容 | 給水管の漏水修繕(凍結による止水、腐食管の切断・取り替え) |
水を止められないなら、凍らせる
そこで使ったのが、配管そのものを凍らせる方法です。

配管の外側に専用のジャケットを巻き、そこへガスを送り込んで管の中の水を凍らせます。
できた氷が、そのまま栓になります。

写真の白い塊が、その氷です。
元栓を閉めずに、直したい区間だけ水を止められる。 これが凍結による止水です。
もちろん、いいことばかりではありません。
氷が解ければ水は流れ出します。解ける前に作業を終える必要があり、段取りがすべてです。
今回、作業が夜通しになったのもそのためでした。
開けてみると、管の中はこうなっていた
止水できたところで、傷んだ区間を切り離します。

管の内側は、錆でふさがりかけていました。
水の通り道が、これだけ細くなっていたことになります。
抜き出した管です。

外側も錆で覆われています。漏れたのは、たまたまこの一箇所だっただけで、
管全体が同じように年を取っていました。
新しい管に取り替える

新しい配管とバルブを組み、元の系統につなぎ直します。

つないだら通水し、漏れがないことを確認して終了です。
氷が自然に解ければ、水は元通りに流れます。
この工事のポイント
- 止水栓を止められない建物でも、直す方法はあります。 配管を凍らせれば、その区間だけ止められます
- 段取りがすべてです。 氷が解ける前に終える必要があるため、材料も手順も先に組み立てておきます
- 漏れた一箇所だけの問題ではないことが多いです。管の内側の状態は、開けてみないと分かりません
- 使っている人がいる建物では、作業時間そのものを夜間に寄せることも含めて計画します
ビルのオーナー様・管理会社様へ
建物の設備は、止められない・待てないという条件がついて回ります。
- 漏水しているが、断水させられない
- 営業中・入居中で、日中に工事ができない
- 古い建物で、どこから手を付けるべきか分からない
「止められないから無理」と言われた工事でも、方法があることがあります。
お困りのときは、一度ご相談ください。





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